9月8日、「思いやり~信頼され親しまれる病院へ」をテーマに初めての病院祭を開催しました。多くの皆さんにご来場、ご参加をいただき、盛大に開催することができました。ありがとうございました。
数日前の天気予報では、雨マークも出ており、スタッフはやきもきしていましたが、当日は見事な晴天。オープニングセレモニーには、市長、副市長、市議会の今井議長、齋藤副議長に駆けつけていただき、お祝いのコメントをいただきました。
病院職員による太鼓と木遣り保存会の皆さんの演奏で威勢よく開催し、引き続き岡谷北部中学校の生徒さんたちの合唱、吹奏楽がさらに盛り上げてくれました。
右から 今井市長 中田副市長 平山事業管理者 平松病院祭実行委員長
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屋内イベント会場では、小井川小学校の児童さん60人による合唱、患者さんとふれあいながら歌っていただき、会場内はあたたかい雰囲気に包まれていました。
日本で唯一のオルゴールシンガー(すなわち宇宙で一人)の臼井則孔(うすい のりこ)さんのコンサート。お客さんも手回しオルゴールの演奏を体験したり、みんなで合唱したりしました。
藤森まさやすさんのパントマイムでは、当病院の医師も飛び入り参加のパフォーマンスもありました。
病院スタッフによる、ハンドベル、コカリナの演奏。病院祭のために練習を重ねてきました。
神明小学校音楽クラブによる合唱。一生懸命練習したハーモニーがイベント会場に響きました。
在宅ケアスタッフによる小劇場、認知症の家族との生活の方法を描いたコミカルな舞台を、お客さん方は熱心に鑑賞していました。
落語のすわこ八福神さん、病院をネタにした落語は入院患者さんたちも大笑い。楽しいひと時でした。
イベント会場を彩る演出で、病院職員の手作り品や生け花を展示しました。素人とは思えない作品に来場者の目も釘付けになっていました。
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体験コーナーでは、もりだくさんの企画を用意し、来場者のみなさんは腹腔鏡の操作や、レーザーメスに挑戦したり、骨密度の検査、CT室の見学など、普段体験できないこともあり、大変なにぎわいでした。
9月9日は「救急の日」なので、屋外では消防車と救急車の乗車体験も行われました。特に男の子には大人気で、降りたくないと泣き出す子供もいました。
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子ども向けの企画としての「大腸型トンネル」、「ドクター・ナースに変身」も人気がありました。この中からきっと将来の医師や看護師が誕生してくれると思います。
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病院のことをもっと知ってもらおうと、診療科、病棟、技術部などがどんな仕事をしているのか、会場の各所にパネルを展示しました。病棟の紹介はユ ニークなものあり、パネルのクイズに挑戦するクイズラリーにはたくさんの方が参加し、見事に正解!商品をゲットしていました。また、リハビリの患者さんた ちの作品展示では「ぜひ、買いたい」という声もありました。
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講演会はリハビリ科の手塚技師長と、消化器外科の左近医長による講演を行いました。左近医長の講演では実際に腹腔鏡の実演を交えながらの解説で、見事な手さばきに皆さん感心していました。
スペシャルゲストとして講演を行っていただきました三四六さんは、病院祭テーマの「思いやり」について熱く語り、立ち見まで出た会場を盛り上げていただきました。
オープニングから、病棟の慰問、三四六さんの講演での盛り上げと、木遣り保存会のメンバーの方には大活躍していただきました。
屋台村では、樋沢の朝どりモロコシや栄養科のスタッフが心をこめてつくった焼きそば、お好み焼きなどを販売しましたが、食べものはすべてが完売。お買い上げありがとうございました。暑い中、すわこ太郎も登場、子供たちに大人気でした。
第1回の病院祭には、多くの皆さんのご協力をいただきました。ありがとうございました。
ご来場の皆さんからのアンケートには、スタッフの苦労も吹き飛ぶようなあたたかいコメントがたくさんありました。不慣れな点もあり、ご迷惑もおかけしまし たが、次回の病院祭も地域のみなさんとふれあう機会、病院を知っていただく機会として、開催していきたいと思いますので、楽しみにしてください。
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