呼吸器内科の紹介

症状や診察について

どんな症状の人がかかるのですか

咳(せき)、痰(たん)、息切れ、胸や背中の痛み、呼吸が苦しい、息がゼーゼー・ひゅーひゅーする、痰に血が混じるなどです。

診察はどのようにするのですか?

問診

症状の出てきた日時、推移、変化、今まで罹った病気やけが、アレルギーのありなし、家族に多い病気(職業歴・喫煙歴)などをなど詳しく聴きます。

身体所見

顔色はどうか、顔や足はむくんでいないか、唇の色は、胸の形・動きはどうか、聴診器で心臓の音、呼吸の音は正常か、異常な音があるか確認します。

検査内容

診察の結果、疑われる病気を診断するために必要な検査をえらびます。主な病気で実施される検査を挙げてみます

感染症(細菌やウイルスなどによる病気)

肺炎、気管支炎、胸膜炎、肺結核・胸部X線写真、胸部CT、血液検査、尿検査、喀痰の細菌検査

腫瘍(癌や良性のしこり)

肺癌、胸膜の悪性中皮腫、縦隔腫瘍・胸部X線写真、胸部CT、血液検査、喀痰細胞診、気管支鏡検査、胸腔穿刺

気管支喘息

呼吸機能検査、血液検査、喀痰検査

慢性閉塞性肺疾患、間質性肺障害(リウマチなどの膠原病や薬剤などによる)

胸部X線写真、胸部CT、呼吸機能検査、血液検査