検査方法(DXA法)
骨密度測定には、いくつかの方法がありますが、当院では最も信頼性の高いDXA法を用いた装置で、腰椎と股関節の検査を行っています。
DXA法とは「Dual energy X-ray Absorptiometry」の略で、2種類の異なるX線を照射し骨と軟部組織の吸収率の差で骨密度を測定する方法です。
迅速かつ精度の高い測定ができ、骨密度の標準的な検査になります。
検査の特長
- 被ばく量が極めて少ない。
- 検査時間が短い。(10~15分程度です)
- 痛みがない。(仰向けで寝ているだけです)
- 正確な結果。(骨折を起こしやすい 腰椎、股関節の2ヶ所を検査します)
検査結果
結果は下図のようにグラフと数値で表します。自分が同性・同年代のグループと比較して、どのくらいの骨塩量を持っているかを相対的な値で表します。骨折の危険を知る指標としては、骨密度が若年成人同性の平均値の70%未満になると危険性が高くなります。