言語聴覚療法について
岡谷市民病院には令和5年4月1日現在8名の言語聴覚士が勤務しています。脳卒中・頭部外傷等で発症するコミュニケーションの障害や、加齢・様々な病気で発症する可能性のある、嚥下機能の障害を持つ患者さんに対して訓練を行っています。また、コミュニケーションに問題を抱えるお子さんへの言語評価・訓練も行っています。
当病院で訓練を行っている主な言語障害
脳には言語を司る部分があり、この場所が障害されることで失語症が発症することがあります。失語症とは言葉を話すことや理解することが難しくなり、他者とのコミュニケーションが難しくなる障害です。
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脳梗塞や頭部外傷などにより唇、舌、顎など、話すときに使う筋肉の動きが障害され、はっきり言葉が言えなくなる病気を構音障害といいます。声がガラガラになる、小さくなる等声の大きさやリズムが障害されることもあります。
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食べ物や飲みものが上手く食べられなくなる障害を摂食・嚥下障害といいます。加齢や脳梗塞など様々な要因で発症することがあります。食事の最中にむせる、喉に食べ物が引っかかり取れない、食後に痰が増えるなどの症状がみられます。
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一週間に一度信州大学から歯科医師をお招きし、機械を使った嚥下機能の検査(VE・VF検査)も行っています。検査時には医師、言語聴覚士、歯科衛生士等様々な分野の専門家が集まり、意見交換を行いながら進めていきます。
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